日常の生活動作は、体のバランスが偏る作業で満ち溢れています。そのような姿勢や動作を繰り返すうちに徐々に痛みや違和感などが現れてきます。
料理中の姿勢、お風呂やトイレ掃除、掃除機をかけているときの姿勢などもそうです。
立ちっぱなし・体を屈めてねじる動作など、同じ姿勢の維持や複雑な動きが当たり前に行われているのです。
痛みなどの感覚的なものだけではなく、左右で可動域や動きの感覚が違っていたり、体幹をねじった時に左右の可動域が偏っていたりするなど、自分のカラダについて知っておくことも大切です。
いまや無くてはならない存在となったスマホの使いすぎで、眼精疲労や頭痛・首から肩甲骨周辺がコリ固まってしまい慢性的な疲労に悩まされていると言った相談も増えています。
コリ固まった肩甲骨を整えていく方法として、肩甲骨周りの筋膜の癒着をはがし(天城流湯治法)筋膜をリリースする技術。
肩甲骨周囲の筋肉の動きを導き出して活性化を促す(Kポジション)技術により、肩甲骨を中心とした動きがスムーズになりコリ固まりの原因へとアプローチしていきます。
カラダは各パーツだけで動いているわけではなく繋がりで動いています。それらに関連する場所にコリや硬さなどの不具合があればお互いに影響を受け合います。
私が師事しております”ひふみ健康院 院長オリジナル”の【理学操体】、痛み取りで有名な筋膜リリース手技【天城流湯治法】で長年の慢性化した痛みへアプローチしていきます。
筋肉や腱の表面、脂肪などを包む膜のことです。筋肉のほか、骨や内臓など身体の様々な器官や組織を覆っています。筋膜は筋を保護し、収縮を制限しています。そして筋膜で包まれている筋肉は、筋膜の表面が滑らかで筋の収縮の際に隣接する筋肉との摩擦を軽減してくれます。これらはお互いの組織を繋ぎ合わせて固定する働きもあります。
筋膜の一部は筋繊維の起始または停止(筋の付着部)の部分になっていることが多く、その部分は丈夫で厚く、独立した筋膜で包まれた筋肉では筋膜の表面が滑らかで筋が収縮する際には隣接する筋肉との摩擦を軽減する役割も果たしています。
この筋膜の成分は、皆さんご存知のコラーゲンなどでできていて80%以上が水分です。この水分豊富な膜組織が一部分で硬くなり動きが少なくなるとそれと結びついているほかの部分が突っ張り、感覚的に例えると身体が硬く感じます。
筋膜リリースはテレビでも取り上げられることがありますのでご存知の方も多いと思いますが、筋膜だけでなく【骨膜】という骨を包んでいる膜も考慮して調整していきます。
この骨膜は全身にある骨を包んでいるだけでなく足の先から頭の先まで縦横無尽につながっており、筋膜よりさらに深く緻密に構成されています。この骨膜理論が、インド アーユルヴェーダ独特のマルマ療法にあるエネルギーポイントと非常によく一致していると感じています。
筋膜や骨膜の癒着により可動域が時間をかけて徐々に制限されていきます。そして初期段階では部分的な場所だったところから全身(全体)へと広がり、バランスの崩れや歪みが助長されて痛みや違和感の増大など本格的に実感する段階へと繋がっていきます。
膜が私たちの体に与える影響はとても大きいのです。カラダにどのような影響を引き起こしているのか実際に体験されてみることをお勧めします。
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